モゲチェックは、住宅ローンの一括審査シミュレーションができるサービスです。年収や勤務先などの情報を入力することで、複数の金融機関の借入可能額や金利などを比較検討できます。ただし、あくまでもシミュレーションであり、実際の審査結果を保証するものではありません。ここでは、知恵袋に寄せられたモゲチェックに関する質問と回答を参考に、その特徴や利用する際の注意点などをまとめていきます。

モゲチェックの知恵袋体験談まとめ

スマホで住宅ローンが借りられるか一括査定サイトで家で確認する30代夫婦

モゲチェックの知恵袋の質問や回答をまとめて解説しています。

このページでは、以下に出すリンクの記事を参考に解説をしていますが、元記事を見たい方はそれぞれ参照してください。

モゲチェックのシミュレーション結果について

モゲチェックのシミュレーション結果は、あくまで目安であり、実際の審査結果を保証するものではありません。「アルヒのみが出てきた」という結果は、アルヒが通りやすいという目安を示しているだけで、実際の審査は別途行う必要があります。また、モゲチェックで「おすすめ」とされた銀行でも、改めて審査を申し込む必要があり、「再審査」ではないことに注意が必要です。

おすすめ銀行の信ぴょう性

モゲチェックの利用者から、「アルヒのみが出てきましたが、これはアルヒしか審査が通っていないということでしょうか?」という質問が寄せられています。これに対し、ベストアンサーでは「シミュレーションだけで審査しているわけじゃないと思います。『アルヒがおすすめですよ、通りやすいですよ』ってことかと思います。」と説明されており、モゲチェックのおすすめはあくまで目安であり、実際の審査結果を保証するものではないことが分かります。

審査通過の保証はない

「銀行ごとに別に再審査等は可能なのでしょうか?」という質問に対し、ベストアンサーでは「モゲチェックのおすすめが表示されているだけでまだ審査してるわけじゃないので、『再審査』ではないですが、自分で気になる銀行があれば、審査してもいいと思いますよ。」と回答されています。つまり、モゲチェックはシミュレーションサービスであり、そこでの結果は審査通過を保証するものではなく、実際に借入を希望する銀行に改めて審査を申し込む必要があるということです。

審査通過の可能性や結果について

モゲチェックの結果が「ご紹介できるローンがない」という場合でも、実際に銀行で事前審査に通過していれば、モゲチェックの結果にこだわる必要はありません。モゲチェックの回答はテンプレート的で、個別の事情に柔軟に対応していない場合があるためです。また、モゲチェックの借入可能額はあくまで上限の目安であり、実際の返済可能額とは異なる場合があるので、慎重に検討することが大切です。

「ご紹介できるローンがない」という結果

年収550万円、借入希望額5500万円、注文住宅、ペアローンという条件でモゲチェックを利用したところ、「ご紹介できるローンはございません」という結果が出たというケースがありました。借入額を3000万円に減らしても同様の結果だったそうです。これに対し、「モゲチェック使ったことありますが、私もあてになりませんでした。個々の案件に対して親身でないというか、テンプレート回答と言うか。」という指摘や、「別にモゲチェックなんかに通らなくても実際に1社通ってるなら気にする必要無いんじゃないですか?」というアドバイスが寄せられています。モゲチェックはあくまで参考程度と捉え、実際の審査結果を重視すべきでしょう。

借入可能額と返済可能額は別物

モゲチェックで「2000万という金額がでました」という結果を得た利用者から、「購入の際の目安にしてもいいと思ってもよろしいのでしょうか?」という質問が寄せられています。これに対し、ベストアンサーでは「当然その額を保証するものでもなく、信用できるか云々と考えるものではありません。当然ですが、上記上限が返せる額とは限りません。返せる額を目安にして、物件探しをされるとイイかと。」と回答されています。つまり、モゲチェックの借入可能額はあくまで上限の目安であり、実際の返済可能額とは異なる場合があるため、慎重に検討する必要があるということです。

審査申込の影響について

モゲチェックへの登録や問い合わせ自体は、信用情報には影響しません。ただし、モゲチェック経由で複数の金融機関に審査依頼をした場合は、その記録が残る可能性があります。そのため、モゲチェックを利用する際は、どの銀行に審査依頼をするのかを見極めたうえで、必要な銀行にのみ申し込むことが賢明です。

信用情報への影響

モゲチェックで審査申込をした場合、信用情報にはどのような影響があるのでしょうか。知恵袋の質問者から、「何も考えずモゲチェックという住宅ローンを一括で審査してくれるところに登録して審査しました。どの銀行で審査したか分かりません。この審査結果は信用情報に載ってしまうのでしょうか?」という質問が寄せられています。これに対し、ベストアンサーでは「問い合わせてみたら情報開示した記録だけ残るそうです」と回答されています。つまり、モゲチェックへの登録や問い合わせ自体は信用情報には影響しませんが、モゲチェック経由で複数の金融機関に審査依頼をした場合は、その記録が残る可能性があるので注意が必要です。

モゲパスについて

モゲパスは、モゲチェックを利用すると発行される、審査に通過しやすくなるためのサービスです。ただし、これはあくまでモゲチェック側のサービスであり、金融機関の審査とは直接関係ありません。モゲパスの発行に手数料が発生するという情報もありますが、現在は完全無料のようです。モゲパスの仕組みや手数料については、モゲチェック側に確認するなどして、正確な情報を把握することが大切です。

モゲパスの仕組みと手数料

モゲチェックを利用すると、「モゲパス」なるものが発行されることがあります。これは審査に通過しやすくなるためのサービスのようですが、実際のところはどうなのでしょうか。知恵袋の回答では、「モゲパスは完全無料だった気がしますよ。ローンを扱っている会社だから信頼性は高いと思っていました。」という情報が寄せられています。また別の回答では、「パス発行したなら、借入契約成立したら手数料で数十万取られるんじゃなかったでしたっけ!?」という指摘もあります。モゲパスの仕組みや手数料については、モゲチェック側に確認するなどして、正確な情報を把握することが大切です。

まとめ

モゲチェックは便利な住宅ローンのシミュレーションサービスですが、あくまで目安であり、実際の審査結果を保証するものではありません。シミュレーション結果に振り回されるのではなく、年収や返済計画を冷静に考えたうえで、希望する金融機関に直接相談申込するのが賢明だといえるでしょう。